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債務整理をするならば考えておきたいこと

確実に返済できるように計画を立てておく

大人になると、様々な面で借金をすることが多くなります。
借金をする場合には、言わずと知れたルールがあり、借りた金額は確実に返済できるように計画を立てておくことです。

この計画を立てることができれば、ほぼ確実に返済することが可能になるでしょう。
ところが、借金漬けになってしまったような場合や予見可能性が不十分だった場合には失敗してしまう可能性も否定できません。

例えば、どのような状態か考えるかと言えば毎回借金をしていてそれから再び重ねて借金をするような場合です。
このような状態だと、基本的には返済することができません。

いわゆる債務超過の状態になっており借金をするのにさらにその上から借金を重ねてしまえば返済能力がなくなってもおかしくないわけです。
このような多重債務の場合には、1本にまとめる方法もありますがそれでも返済することができないとすれば債務整理をするしかありません。

そもそも、1本にまとめる時もしっかりとした条件が必要になりますのでその条件を満たさなければならないわけです。

もう一つのパタンとしては、予見可能性がない場合も債務整理をする羽目になるでしょう。
例えば、住宅ローンの返済などがこれにあたります。

住宅ローンを借りる場合の注意点

住宅ローンを借りる場合には、毎月いくら位の支払いになるかを考えているのは当たり前ですが少し予見可能性がうまく毎月これだけの金額なら返せるに違いないと考えていても予想外の出費が考えられるわけです。

その予想外の出費も事前に考えておきローンを組まなければなりません。
どのようなことがあるかと言えば、例えば入院した場合などです。

短期的なものならば良いですが、ガンなどになってしまい入院をする場合かなりの出費が考えられるわけです。
この場合、住宅ローンを組んでいても支払えない可能性が高くなるでしょう。

もう1つ考えられる事は、ボーナスがカットされる場合です。
住宅を建築する時は子供が生まれた時と同じように気分が高揚していますので、思わず無理なローンを組んでしまいます。

例えば、今ならばボーナス払いも含めたほうがお得ですと言われれば少し高い買い物でもしてしまう人もいるでしょう。
このような場合は、ボーナスがカットされてしまえばもはや支払う余地は無いわけです。
すると最終的に、債務整理をしてお金を支払っていく可能性が高いでしょう。

任意整理と個人再生そして自己破産の3種類

では、債務整理の中身を見ていくと、任意整理と個人再生そして自己破産の3種類が存在しています。

1.任意整理

その中で任意整理は、3つの中で1番症状が軽い状態といっても過言ではありません。

つまり、働いてお金は稼いでいるけども今の状態だと返済に追いつかない場合がこれに該当します。
この場合、債務整理の中でも任意整理を選択することで、借金額を減らすことができなおかつ返済期間を延ばすことも可能になります。

少なくとも、利息分に関しては返済しなくて良いように取り決めをされることが多くなるでしょう。
では、誰が交渉するかといえば、必ずしも弁護士でなければいけないといった決まりはありません。

そのため、自分自身で交渉しても良いですが何分お金を貸す側法律のプロでもあり金融のプロでもあるわけです。
そのような人に対して対抗しようと思ってもうまくいかない可能性が高いでしょう。

そこで考えられるのは、自分自身も弁護士を利用することです。
ただ、弁護士を利用しようと思ってもどれぐらいお金を支払わなければならないのか気になり不安になることも少なくありません。

具体的な弁護士料金は状況によって異なりますが、戻ってくるお金支払わなくて良いお金の20%前後を支払うことになります。
例えば、債務整理をしたおかげで100万円返済をしなくて済んだとしましょう。

この場合弁護士に支払うお金はおよそその20%前後になりますので20万円位になるわけです。
全く何もしない状態と比較すると多少お金を支払わなくてはならないもののかなりお得なことがわかります。

2.個人再生

次に、個人再生を見ていくとこれは任意整理に比較しても若干症状が重いパターンです。
その場合には、返済期間を延ばしてくれるだけでなく、債務の返済額も3分の1ほどカットしてくれることがあります。

このように負担を減らすことで、結果的により良い選択をできるのは間違いありません。

3.自己破産

そして最後は、自己破産があります。
自己破産は現在働いている人でもほとんど収入がない場合や全く働けない状態で借金を背負っている人などが対象になるわけです。

例えば、夫婦とも健康だったのに借金を返済していく過程の中で2人とも病気になってしまいまともに働けなくなるようなパターンがありますがこの場合にもやはり自己破産が適用される場面といっても良いです。

自己破産をする場合には、住宅や車などの財産を取り上げられてしまい半ば強制的に引っ越しをしなければならなくなります。
その点は不満かもしれませんが、その分借金を返済しなくても良いことになるため精神的には楽になります。

 

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